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世界一級のプレーヤーとステージに立つことですね。
松田 ゆうき YUUKI MATSUDA
プロのギタリストとして活躍。大阪の下町に住み、ギターを愛してやまないお兄さん(笑)ギターを知らない私でもその音色に耳を傾けずにはいられませんでした。彼は何か私たちをひきつけるものをもっている…それが何なのかを私は知りたいと思いました。
[ 松 : 松田さん 編 : 編集部 ]
ギターから離れることはなかったんですよ。
ギターから離れることはなかったんですよ。
: 「いつからギターを始めたんですか?」
: 「高校生のときから。後ろの席に座ってた友達にお前ギターやらんかぁ? の一声で」
: 「それまでは何も音楽はやっていなかったんですか?」
:

「ええ。むしろ音楽おんちでしたよ。エリック・クラプトンすら知らなかった。やると決めてからはX-Japanのhideをひたすらコピーしましたね。」

 
「彼はすごかったですよ。でも、はじめてエリック・クラプトンのビデオを見たとき、なんでこいつ目を閉じて弾いてるんや?って思った。それまでは耳でコピー、目でコピーでしたから。びっくりしましたね。その時ぐらいからアレンジもやりだしたなぁ。」
: 「お仕事は何を?その時ギターは?」
: 工場に勤めてました。その間もライブの誘いはたえなかったんです。だからありがたいことに、ギターから離れることはなかったんですよ。」
僕が目指す指導は"おっちゃんにでもわかる"
: 「それがきっかけでプロに?」
: 「そうですね。プロになることは怖かったし今でも、もちろん不安ですよ。」
  そう語る松田さんの顔からは不安というよりも「やってやる」という感じを強く受けました。
: 「まずはじめに教室を開いたら、すぐ生徒が三人集まったんですよね。そのうち二人は僕の演奏を聞いてやってきてくれた。」
僕が目指す指導は"おっちゃんにでもわかる"
: 「嬉しかったですね。これが自分の理想の形だったから。僕が目指す指導は“おっちゃんにでもわかる”です。指導法に自信をもっていますよ。生徒に教えることがなくなったら、素直にそう伝えますね。僕の生徒になった人にはステージにたってもらいますよ。 」
僕は回り道が好きになりましたね。
僕は回り道が好きになりましたね。
: 「シンガーソングライターではなくギタリストなんですか?」
: 「ギタリストですね。僕はプロのギタリスト。職人ですよ。僕はギターを極めたいですね。自分が好きなギタリストを超えることはできないと思います。でも超えられなくても、遊ばせてもらえる。例えば、亡くなったギタリストさんを、超えることはできないと思うんです。でもその人を目指して努力して、そういう事が僕の中での遊ぶということですね。」
「好きなことをさせてもらって、その中で刺激をうけたギタリスト、アーティストに恩返しをする。恩返しとは、僕自身がうまくなることだと思うんです。だからその人たちに感謝していますね。僕は自分の生徒に刺激を与え続けていって生徒にも何かパワーを出す側の人間になってほしい。だから教える側の立場にたちたいし、自分がパワーを出し続けている間はステージの上に立っていたい。そのパワーがなくなったら、ステージを降りるときですね。」
: 「プロに転向してまだ間もないけど、プロというからには1から10まで素人とは違うって言いたいですね。こうなるまで回り道をしましたしね。当時は無駄なことのように思えたかもしれない。でも、無駄なことも全て僕のゴールに繋がってるんですよ。たとえそのゴールが途中で違うものになっても、決して無駄ではないと思ってる。僕は回り道が好きになりましたね。」
: 「夢はなんですか?」
: 「世界一級のプレーヤーとステージにたつことですね。」
 
笑う彼の横顔はキラキラとまるで子供のように輝いていました。
編集部 Comment
「世界一級のプレーヤーとステージにたつことですね。」
彼が本物だから出る言葉なんだなと思いました。ライブで演奏をきいたときに、自分の指先が震えたのを覚えています。友人からほっとかれなかった理由は彼のパワーだと思います。素人の私が感じるほどのパワーを持っているのです。そういう彼だからこそプロの道を選んだのだと思いました。こんなかっこいい30歳に私もなりたいです。
松田ゆうきさんオフィシャルサイト http://www.blues-yuki.com/
 
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