南船場の頑固親父 パート3
ある朝、いつものように頑固親父の喫茶店に行った。
「アイスモーニングください。」
「・・・・・・・・・」
いつもの調子で返事がない。
逆に、
調子良く返されたほうが気持ち悪いのだが・・・
トーストを食べながら、
産経スポーツを力なく読んでいた。
(連日の球児救援失敗の記事が見出しだったので・・・)
すると、隣の席に黒縁眼鏡のサラリーマンが腰掛けた。
見るところ50才くらい。
眼鏡はテーブル上の三角楯の氷コーヒーを注文した。
(ミスタードーナッツの売れ筋ドリンクと同じやつだ)
頑固親父は、突然怒鳴りだした。
「氷コーヒーは、昼からのメニューや!!朝はモーニングって相場は決まってる。」
わけのわからないことを言われ、眼鏡はキョトンとしていた。
(朝一番、用意できないメニューがあっても理解できるが、
氷コーヒーは出きるやろ?
しかも、客に対してその言い草はないやろ?
しかも、テーブル上にさも店の看板ドリンクみたいに写真入のメニューがあるにもかかわらず・・・)
眼鏡は渋々、
「じゃあ、アイスコーヒー。モーニングで・・」と、注文し、
やけくそ気味に煙草に火を着けていた。
相変わらず、朝からやってくれる親父だ。
しばらくして、眼鏡が反撃に出た。
「すいません、ちょっと・・・」
お兄ちゃん(長男)が何ですか?と尋ねると、
「このゆで卵、ちょっと色が悪いわ。腐ってるのとちゃうか?」
(おおっ!なかなかやるやん眼鏡)
お兄ちゃんは、すいませんと言って、すばやく別のゆで卵と交換した。
それを見ていた頑固親父が、
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
無言で眼鏡を睨んでいた。
すると、そのいちゃもんつけられたゆで卵を思いっきりゴミ箱に投げつけた。
眼鏡に見せ付けるように力強く投げつけた。
それを見た、眼鏡はその後無言になってしまった。
そんなこんなで、今日も頑固親父の勝ちだった。
リクルート発行 Be-ing関西WEB特別版「関西エグゼクティブサイト」の取材を受けました。
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是非ご一読ください。
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投稿者 賃貸 大阪 : 2007年09月26日 22:45



